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大学生のバイト選びにおけるポイントは【自分中心で決めて大丈夫です】
時給は平均と比べて高いか
大学生がバイトをするうえで最も重視すべき点が、ズバリ稼げるかどうかというところでしょう。つまりなるべく時給が高いバイト先にすることをおすすめします。理由は言うまでもありませんが、大学生という貴重な時間を費やすのであればそれに対する報酬は高い方がいいからです。
基本的に大学生がするバイトは時間給だと思いますので、短い時間でどれだけ給料を得られるかというところがポイントになってきます。住んでいる地域によって最低賃金は異なるのである程度限界はありますが、平均的な額と比べて高いものを選ぶといいでしょう。
アクセスが良いか
バイト先までのアクセスの良さも、バイト選びにおいて非常に重要なポイントです。人によって自宅から通う場合や学校からそのまま通う場合などさまざまかと思いますが、できるだけ近いバイト先を選ぶことをおすすめします。
基本的に交通費などはバイト先から支給される場合が多いので、電車に乗ってバイト先に通うことに対して抵抗がない人もいるでしょう。たしかに交通費は支給されるかもしれませんが、電車に乗っている時間や家から駅まで歩いている時間には当然ですが一切お給料は発生しないです。それに対して家から徒歩5分のところでバイトすれば、移動の時間を最小限に抑えてその分だけ長く働くことも可能です。
シフトの都合がつけやすいか
シフトの都合がつけやすいバイト先を選ぶことも、大学生のバイト選びにおいては重要です。急なレポート課題やサークルでの合宿など、さまざまな予定が入ることもあるでしょう。さらに試験前などには気合を入れて勉強したいから、バイトどころではないという人もいるかもしれません。
そのような時にシフトの融通が効かないバイト先だと、もしかしたらバイトのせいで単位を落としてしまうかもしれません。したがって、面接などの際には必ずシフトに融通が聞くかどうかということを確認しておきましょう。
自分の成長につながるか
バイトなんてただお金が稼げればそれでいいという考え方も否定はしませんが、なるべく自分の成長につながるようなものをおすすめします。例えば僕自身が経験したものを例に挙げさせてもらうと、工場のラインに流れてくる荷物をひたすら仕分けるというバイトがありました。例えば忍耐力を鍛えたいという人ならばそのような仕事はぴったりかもしれませんが、ほとんどの人にとってはただの単純作業で全く成長にはつながりません。
短期的に小遣い稼ぎ程度で体験してみるのにはいいですが、長期間続けるバイトを探す場合は特に自分のスキルや成長につながるものを探しましょう。
一般的な大学生のバイト事情
大学生のバイト時間とバイト代の平均は
大学生の平均的なバイト時間は、週に9時間ほどといわれています。時給を1000円程度と考えると、1ヶ月で3万〜4万程度のバイト代を得ていることになります。もう少し細かく分けて考えると一週間に3日間シフトに入って、1日あたり3時間程度の勤務というのが平均的なようです。
大学が夕方ごろまであって、その後の時間でバイトすると考えると妥当な時間のように思えます。全く授業のない日などを利用して、まとまった勤務時間を確保しているという人もいるようです。あくまで平均は目安に過ぎませんが、これを遥かに超える時間をバイトに費やしている場合は学業に支障が出る可能性がありますので注意が必要です。
全くバイトしない大学生もいる
一方で全くバイトをせずに、親御さんの仕送りなどの補助を受けている大学生ももちろんいます。学業がかなり忙しい場合や、バイトを禁止されているなど様々な事情があるでしょう。ただ個人的な意見としては、少しでも良いので大学生時代にバイトをしておくということをおすすめします。
それは大学の授業だけでは学ぶことのできない知識や、さまざまな人とのつながりを得ることができるからです。もちろん社会へ出て企業に入社してからでも経験できることですが、バイトという比較的失敗の許される立場のうちに、いろいろなことに挑戦しておくのが重要かと思います。
大学生におすすめのバイト
塾講師・家庭教師
塾講師や家庭教師は大学生に人気で、なおかつおすすめのバイトです。理由としてはまず、時間の融通が効きやすいというところでしょう。小中学生たちの学校が終わってからの時間に開校しているので、大学生にとっても講義が終わった後の時間を利用して働きやすいです。また、夜遅くまで残らされることもまずありません。
シフトについては、自分の希望の時間を前もって伝えてから時間割を組めるのに加えて、周りのバイトも皆大学生であることから代わりが頼みやすいです。物事を教える能力がつくだけでなく、時給も他のバイトに比べると高いので、大学生には特におすすめです。
コンビニ
コンビニのバイトも、大学生に人気のバイトの一つです。理由はどこにでもあるため自宅の近くでも働きやすいというのが大きいでしょう。また業務も基本的には単純なものが多く、キツい肉体労働がほとんどないという点も魅力の一つです。しかしその反面、コンビニバイトの経験から得られるものはあまり多くありません。
単純作業なので特別なスキルがつくというわけではなく、レジ打ちや袋詰めがうまくなる程度です。また、時給に関しても平均くらいですが、深夜時給だと割と稼げるといった印象です。しかし大学生で深夜バイトをすると生活リズムが著しく乱れてしまうので夜勤はおすすめしません。
飲食店
居酒屋やカフェなどの飲食店などのバイトも、大学生におすすめのバイトです。飲食店バイトの魅力はなんといっても楽しい雰囲気でしょう。みんなで営業終わりにご飯を食べたり、バイト仲間で旅行に行ったりする職場も多いようです。同年代の仲間が働いていることが多いので、大学以外に友達を増やしたいという人にもおすすめです。
業務内容は少しハードな場合もありますが、コミュニケーションを取るのが好きでワイワイした雰囲気が好きな人にはぴったりでしょう。また、ひとり暮らしの大学生はまかないの提供がある飲食店で働いてみるのもいいかもしれません。
派遣アルバイト
アルバイトの派遣会社に登録して、自分の好きなタイミングに短期間で働くのもいいでしょう。イベント会場の設営や引越し作業の手伝いなど、さまざまな種類のバイトに応募することができます。自分の都合の良い時に働くことができるので、忙しい大学生にはかなりおすすめの働き方です。
また、もし業務内容などに不満があったとしても直期間続けるわけではないので一時的に我慢すれば大丈夫という気持ちの面でも楽です。時期によって案件の数にバラツキがあったり、交通費の支給の有無についても勤務先ごとに違いますので、応募の際には自分でよく確認する必要があります。
まとめ
バイト選びの際のポイントについて、おわかりいただけたでしょうか。
大学生の限られた貴重な時間を費やすことになるので、少しでも自分にとってプラスになるようなバイト先を選んでいただきたいと思います。また、大学生時代のバイトを通じて一生の友達ができたり、将来就きたい仕事について考えるようになる人もいます。
学業を第一に優先しつつも今しかできない経験の一つとして、自分に合ったバイトを見つけられると良いですね。