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留年中にしておいてよかったこと【4留を経験した大学生が解説】
大学を留年してしまって落ち込んでいるそこのあなた、元気を出してください。周りと差がついたような気がして焦ってしまう気持ちもわかりますが、留年してしまったものは仕方ありません。
この記事では大学を4度の留年を経験している僕が、留年中にしておいてよかったと感じたことを紹介します。
ただ、初めにひとつだけ断っておくことがあります。
進級や卒業に必要な単位が揃っていない場合は、まずそちらの勉強を第一に優先して下さい。
学業以外に専念しすぎて、また留年を繰り返してしまったら本末転倒です(僕がそうでした)
留年してしまったから周りと何か違うことを頑張って差別化を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
資格などの勉強
留年すると長期的にまとまった時間が確保しやすいため、資格や語学の勉強をするのに最適です。
就職したい業界などが決まっている場合は、その分野に関連する資格を勉強しておくと就活でもアピールできます。僕自身もそうでしたが、特にやりたいことが決まってないという場合にはとりあえず英語を勉強しておくことをおすすめします。
グローバル化が進む中で、英語力が必要とされる場面は増えていくでしょう。また、TOEICや英検など自分の英語力を試すことができるため、学習のモチベーションを保ちやすいです。
数ヶ月勉強するだけでも成果が出てくると楽しくなるので、勉強の習慣をつけるという意味でもぜひチャレンジしてみてください。
資格取得や英語の勉強方法については以下の記事でも解説していますので、参考にしていただければ幸いです。
読書
空いた時間を活用して読書に没頭するのもおすすめです。
自分の好きなジャンルを見つけてとことん読み漁ることで、ひとつの趣味にもなるでしょう。それまでほとんど無趣味でしたが、読書という趣味ができたことで共通の趣味を持つ友達ができたこともあります。
僕自身も留年してできた暇な時間を潰すために読書を始めましたが、読んだ本の感想や内容を周りの人に紹介するのも非常に楽しいです。
本を読むのが苦手だという人も最近は多いかと思いますが、電子書籍やオーディオブックなどさまざまなアプローチで読書するのも効果的でしょう。
単なる趣味というだけではなく、読書によるメリットは他にも数多くあります。
- 語彙力が向上する
- 文字への抵抗がなくなり、参考書やテキストが読みやすくなる
- 心を落ち着かせられる
- 教養・知識が身につく
これらはほんの一部ですが、読書を習慣にすることによって読むことに対する抵抗がなくなったというのが最も大きな成長でした。
大学の勉強においては、参考書や教科書を自分で読みながら学習を進めなければいけないことも多々あります。
読書によって読む力を身につけていれば、少し難しい内容であったとしても必要な部分を効率よく読み進めることが可能です。
自身の勉強にも役立つことが多いため、留年をきっかけに読書習慣をつけてみてはいかがでしょうか。
インターン活動
アルバイトではなく、企業のインターンに参加してみるのもいいでしょう。
普通のアルバイトとは違った経験を得られますし、社会へ出て実際に働くイメージをより明確にすることができます。
「大学生 インターン」などで検索してみるとさまざまな企業が見つかるかと思いますので、自分の得意なことや興味のある分野があればぜひ積極的にチャレンジしてみてください。
可能であれば中長期的に働くことのできる職場がおすすめですが、大学の予定を優先して働かせてもらえる企業を選ぶようにしましょう。
こちらも僕の実体験ですが、就職活動の面接において留年中や休学中の活動について質問される場合は多いです。
長期インターンに参加していたという話題は非常に興味を持ってもらいやすく、自分のことをより知ってもらうためにも役立ちます。
まとめ
4度の留年を経験した僕が、留年中にしておいてよかったことを紹介しました。
留年をすると周りに遅れをとってしまうことに焦りを感じるかと思いますが、その後どのように行動するかが重要です。
自分が夢中になれるものや好きなものを、留年期間中にぜひ見つけてみて下さい。
それが今後の学生生活や就職活動にきっと役立つことを、約束します。