読書

あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか【要約・感想】

「学歴コンプレックス」という言葉があるほど、自身の学歴について悲観的なイメージを持っている人もいます。

しかし一方で、高学歴でないのにも関わらず仕事で優秀な成績を残す人もいますし、学歴はあるのに仕事はうまくいかないという人ももちろんいるでしょう。

その人たちの間にある差とは一体どんなものなのか、その差を埋めるにはどうすればいいのかについて解説されているのが本書です。

著者の 津田久資さんについて

  • 灘高校・東大法学部卒業
  • 博報堂やボストンコンサルティングファームで勤務

本書では東大卒である著者が社会へ出て味わった、「敗北」の体験談から語られます。

本書を読めば凡人が東大卒の天才に勝つために必要な

思考・発想

などに関する考え方や具体的な方法について知ることができます。

本書のサブタイトルに「論理思考のシンプルな本質」とありますが、小手先のテクニックではなく本質的な部分について理解を深めたいという方はご一読ください。

こんな人におすすめ
  • 学歴の壁を壊したい人
  • 高学歴なのに思った成果が出せない人
  • アイデアを出すのが苦手な人

目次

発想の質を高めるための論理的思考

「論理的思考」という言葉を聞いたことのある人は多いでしょう。

デキるビジネスマンはみな論理的思考を持っており、物事を冷静に分析することができるといったイメージを僕自身持っていました。

仕事をするうえで論理的思考が大切なのは間違いないかと思いますが、それと同時に

「発想の質を高める」といった効果もあります。

僕自身もそうですが、自分はアイデアを出すのが苦手だという人は意外と多いのではないでしょうか。

しかし、テレビやSNSで新商品が紹介されると

自分でも思いつきそうなアイデアなのに…

と感じることもあるかと思います。

誰かが思いつきそうで思いつかなかった、ありそうで無かった発想を生み出すということがビジネスにおいては特に重要となります。

頭の中のどこかにあるはずだったアイデアを確実に引っ張り出してくるために、論理的思考をサポートするフレームワークが注目されるのです。

フレームワークを用いて頭の中を整理することによって、さまざまな視点からモレなく考えを巡らせることができます。

実際に僕自身も物事をフレームワークによって分解することで、自分の中に眠っていたアイデアを残さずアウトプットすることができるようになりました。

複雑で使いにくいものではなく非常にシンプルなものでしたので、具体的なフレームワークの手法などについてはぜひ本書で詳しくチェックしてみてください。

「考えている」時間は思っているよりも短い

学校の課題や会社での業務など、日常において考えている時間はどのくらいでしょうか?

自分で言うのもおかしな話かもしれませんが、バイトや学校の課題について考える時間は多い方だと自分では思っていました。

しかし本書では

「考えること」=「書くこと」

であると主張されています。

頭の中に漠然としたものがあるだけでは、それは考えているとは言い難いということです。

自分の言葉を用いて紙に書くことで初めて、物事について考えているといえます。

これを基準にすると、僕は一週間に数時間程度しか「考えて」いなかったことが明らかになりました。

紙に書くだけではなく、SNSやブログにまとめてアウトプットするというのもひとつの手段でしょう。

僕自身もブログで自分の感じたことを発信するようになってから、自分の取り入れた情報についてもう一度組み立て直してよく考える習慣がつきました。

実際に手を動かしてみることで新しい考えが浮かんでくることもよくありますので、ぜひ積極的に「考えて」みてください。

まとめ

・論理的思考は発想の質を高める

・頭の考えるだけではなく、とにかく書く

・直感だけを頼りにしない

学歴の差をひっくり返すために、まずは自分の能力を正しく認識することが大切だと感じました。

思いつきや直感を頼りに成果を出せるのは、ひと握りの天才だけ なのです。

しかし適切なフレームワークを持ち、情報に対して正しく向き合って加工することで天才との差は確実に埋めることができます。

自分の考えや感覚をしっかりと言語化することで、他の人にも意見を明確に伝えることができるでしょう。

学歴に関係なく「デキる人」を目指したいならぜひ本書を参考にしてみてください。